子どもの好奇心を育むメリット子どもの好奇心を育むメリットは以下の2点です学習意欲が高まる自己肯定感が高まる1つずつ解説します。①学習意欲が高まる好奇心が高い子どもは、自然と学習意欲が高まります。なぜなら「あれも知りたい」「これも知りたい」と思う子どもは誰に言われなくても自ら調べ、自ら学び、さらに「もっと学びたい」となるからです。学習が好きなので、勉強することも苦であるどころか楽しくてたまらない状態になるでしょう。小学校に入れば、普段の勉強はスムーズに開始でき、さらに新しいことを学ぶ環境に入るので、ますます学習が楽しくなるという正のスパイラルになります。②自己肯定感が高まる好奇心が高い子どもは、自己肯定感も高まります。なぜなら学習意欲が高いため、友だちよりもさまざまな事柄を知る機会が増えるためです。知識が多いと友だちに関心されたり、先生にほめられることが多くなるため、自然と「自分ってかしこいのかも」と自己肯定感が高まります。小さいうちに自己肯定感が高まると、大人になっても自分に自信を持てるようになるでしょう。子どもの好奇心を引き出す方法好奇心を育むと、子どもは自発的に学習意欲が高まり、自己肯定感も上がります。好奇心を育むためには親が環境を整えてあげることも必要です。自然体験をする料理するいろいろな場所に出かける本はリビングに置く親も一緒に楽しむ順番に解説します。①自然体験をする自然と触れ合うことで子どもの好奇心は大きく育ちます。自然体験とは、キャンプや釣り、ハイキング、スキー、カヌー、動植物や星の観察などのことです。自然と触れ合うことで火や風や水や空、動植物と親しむことで人間には計り知れない大きな力を感じることができるからです。小学校や中学校で林間学校や自然体験が学習に含まれているのも子どもの好奇心を育てることでかなりの学びになるからですね。お子さんがインドア派の場合は、無理にキャンプなどに連れ出すのではなく、近所を散歩したり、大きな公園の遊具で遊ぶところから始めてみるとよいでしょう。②料理をする料理は5つの感覚を養えます。①味覚料理を食べることで味覚を養える②視覚食材の色を楽しんだり、食材の鮮度や傷み具合を見ることで養える③嗅覚食材や調味料のにおいを嗅ぐことで養える④聴覚食材を切る音、煮たり揚げたりする音を聞くことで養える⑤触覚食材をさわったり、混ぜたりすることで養える5つの感覚を養うことで子どもの好奇心を育てます。食材と調味料を合わせていくことでおいしくなったり、まずくなったり。子どもはその感覚を味わっていくことで自ら成長していきます。「料理を作ってくれるようになる」というおまけもついてくるかもしれません。③いろいろな場所に出かけるお子さんと遊びにいく時いつも同じ場所ではなく、いろいろな場所に出かけるようにしましょう。新しい場所でいろいろな経験をすることで、お子さんが物事に興味を持つようなきっかけになるからです。たとえば以下の場所がおすすめです。動物園植物園水族館美術館博物館ホームページや紙のパンフレットであらかじめ調べてから実物を体験に行くというスタイルがいいでしょう。脳の中で「知っている情報」と「実際に見た情報」が結びつき、強い好奇心を引き出すことができます。④本はリビングに置く子どもの好奇心を育む上で読書はとても大切です。読書をすることでさまざまな物語に入り込むことができ、物語を通して新しい世界に触れると好奇心を刺激することができるからです。子どもに読書をしてほしいと思ったら、本はリビングに置くとよいですね。リビングに本棚を置き、さりげなくお子さんが興味があるだろうな、という本を置くと手にとってくれるかもしれません。⑤親も一緒に楽しむ子どもの好奇心を育むためには親も一緒に楽しみましょう。親と同じことをしていることで子どもは「少し大人になった」ような充実感を味わえるからです。・キャンプに行くなら一緒に大自然を楽しむ・料理をするなら一緒に作って食べる・読書も図書館に行って好きな本を読んで、感想を言い合う以上のように一緒に楽しむことで子どもと距離が近くなり、好奇心も高めることができます。子どもの好奇心を引き出すために今回の記事では子どもの好奇心を科学的に引き出す方法を5つ紹介しました。①自然体験をする②料理をする③いろいろな場所に出かける④本はリビングに置く⑤親も一緒に楽しむ子どもの好奇心を高めることで学習意欲が高まったり、自己肯定感が上がり、人生を生きやすくなります。