▶教科別にプロから思考力の身に着け方を学ぶ▶小学生の思考力を育てる「カンガエMAX。」監修者インタビューを読む実は、IQは後天的に決まる?以前は「IQは生まれ持ったもので後から伸ばすことはできない」と考えられていました。現在でも、このように思っている人は少なくないでしょう。しかし近年になって、IQは後天的に伸ばせることがわかってきています。そのため子供のIQを高めたいと考えている人や、大人になっても自身のIQを伸ばしたいと考えている人は、その方法を知ることでIQを高めることが可能です。「IQ」とは、知能の発達段階や知能のレベルを検査によって割り出した値で「知能指数」と呼ばれています。検査とは、問題解決力や理解力、知識などを総合的に判断し「IQ」という数値に表すことです。▶小学生の思考力を育てる5つのコツ|子どもの"自分で考える力"の伸ばし方小学生の考える力を伸ばす脳の機能小学生の考える力を伸ばす「脳の機能」は、6つに分類することができます。この6つを育てることで、さまざまな能力を開花させることが可能です。ここでは6つの「脳の機能」について説明します。①言語的知能言語的知能とは、言葉や文章を使いこなすことができる知能です。言葉を聞いて理解したり、文章を書いたり、人を説得したり、言葉や文字を記憶したりします。また日本語だけでなく、外国語の習得のためにも重要な知能です。②論理数学的知能論理数学的知能とは、計算をしたり物事の規則性を見つけたり、真偽を判断したりする知能です。論理数学的知能を向上させることで、問題解決が好きになったり、実験が好きになったりして、理論的に解釈することができるようになります。③音楽的知能音楽的知能とは、メロディやリズム、音質などを識別したり、創り出したりすることができる知能です。音やリズムを聞き分けたりすることも可能となります。音楽的知能を向上させることで、絶対音感が育ったりリズム感が生まれたり、歌を歌うのが好きになったりするでしょう。④絵画的知能絵画的知能とは、絵や図形を理解したり、記憶したり、描いたりする知能です。一見実用性のない知能のように思われますが、実は重要な要素を含んでいます。人とのコミュニケーションを取る場合、言葉や文章だけでは伝わらないことが多いでしょう。そのような場合、絵画的知能を使って絵や図形を使用してイメージを共有することで、意思疎通が可能となります。⑤空間的知能空間的知能とは、特定の空間に存在するものを的確に認識することができる知能です。場所や距離、姿、形、色などの要素を把握し記憶します。空間的知能を向上させることで、イメージ力が高まり、絵や図形を描くのが得意になるでしょう。また想像の中でモノを動かすことができるため、さまざまなことに役立ちます。⑥身体的知能身体的知能とは、体を使って表現したり、自分で何かを作ったりする知能です。身体的知能を向上させると、手先が器用になったり、体を動かすのが好きになったり、運動神経が発達したりする効果が期待できます。IQを上げる親が整えてあげるべき習慣や環境とは子供の能力を高めたりIQを伸ばしたりするためには、家庭環境や生活習慣が重要です。子供が自主的に「6つの知能」を伸ばしていけるような、環境や習慣を整えることが必要になります。■睡眠をしっかりとれる環境子供は成長途中のため、睡眠をしっかり取ることが必要です。寝ている間に成長ホルモンが分泌され、起きている間に覚えた記憶が定着していきます。頭のいい子に育てるためには睡眠が何よりも重要です。睡眠の習慣を整えるだけで、IQが10〜15は向上すると言われています。■家庭内のルールを決める家族の心をひとつにするため、家庭内のルールを決めて「家族共通の価値観」を持たせるようにしましょう。ルールはどのような内容でも構いません。例えば「他人の物を盗まない」「悪口を言わない」などです。親もルールを守る必要があります。もし子供がルールに反した場合は、叱ることが必要です。■子供の質問には「情緒的」に答える子供は好奇心旺盛で、いろいろな疑問を持ちます。「なんで?」「どうして?」など頻繁に効いてくるようになるでしょう。そのときは「情緒的」な答え方をしてあげると、子供の好奇心をさらに向上させることができます。例えば「あの鳥はどうしてきれいなの?」に対して「みんなを楽しませるためだよ」のように、感情をくすぐるような答え方です。■リビングに写真を飾る子供が非行に走ったり道を踏み外さないようにするためには、家族の絆や思い出が重要となります。リビングに家族の写真を飾ってみましょう。子供はその写真を見るたびに自分が愛されていることを認識し、精神が安定します。精神が安定している子供は、非行には走りません。■規則正しい生活習慣を送る規則正しい生活習慣を教えることが「しつけ」です。片づけ、着替え、身の回りの準備、挨拶などになります。規則正しい生活習慣を送れる子供は、ルールを守り感情をコントロールすることが可能です。また自立心も芽生えるため、自ら進んで勉強する子供になります。■努力やプロセスを褒める近年では「褒めて育てる」のが主流になってきました。褒めることで子供がやる気を出し、成長していくという良い循環を生み出すためです。しかし「褒め方」に注意する必要があります。決して結果に対して褒めることはしないことです。結果を褒めると、もし結果が悪かった場合は「自分に能力がないから」と思ってしまい努力しない子どもになってしまうこともあります。結果ではなく、努力したことやその途中のプロセスを褒めるようにしましょう。■子供の叱り方子供は悪い行いをするものです。そのときは行為そのものを叱るのではなく、その行為によってもたらされる「悪い結果」を考えさせることが大切になります。例えば「宿題をやりなさい」と叱るのではなく、「宿題をやらずに学校に行ったら、友達に笑われたり休み時間返上で宿題をやることになるよ」というような叱り方です。子どもの思考力を高めるトレーニング教材「カンガエMAX。」世の中にはさまざまな教材や学習教室があり、子供の思考力を高めるために何が良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。親がせっかく選んだ教材でも、子供が興味を示さなければ意味がありません。教材は、小学生でも関心や興味を持つものである必要があります。子供の理解度に合わせて、子供が関心や興味を持つものを変化させながら「考える力」を身に付けることができるのが「カンガエMAX。」の通信教材です。いろいろなレベルの教材が用意されているので、子供にあった教材を選択することができます。例えば「簡単な問題は解けるのに、応用になると間違えてしまう」といった場合は、何に原因があるのか、問題文が理解できていないのか、それとも応用の知識が足りないだけなのかなど、それぞれの子供にあった解決策を提案してくれます。「カンガエMAX。」の通信教材を検討してみてはいかがでしょうか。子供の思考力を育てる「カンガエMAX。」【小学校低学年のご両親におすすめの記事】小学生の思考力を育てる5つのコツ|子どもの"自分で考える力"の伸ばし方自分で考えて行動するためには?子どもの好奇心を引き出す方法「小1プロブレム」で子どもは何を感じている?問題行動や原因と家庭で出来る対策とは子供の思考力を高める!勉強以外に大切な3つのこと【10歳の壁】で子供に現れる3つの変化と適切な親の接し方とは勉強しない子にもう悩まない!小学生が家庭学習を習慣化する秘訣と子供の心理心豊かに育てたい!9歳までしか伸ばすことができない6種類の知能とは【中学受験】低学年のうちから準備しておくべきこと日記はメリット多し!小学校低学年から読解力と語彙力を育てる!